2017年3月13日月曜日

【雑記】商品開発担当部署は花形か?

 企業規模によっても、企業文化によっても、経営者・上層部の資質によっても、どういう人に商品開発を任せるのか?というのは異なり、定説がないと思います。

 職業柄、良い商品を生み出さない企業の典型というものを感じています。どういう企業かというと、商品開発の部署を花形に位置づけている会社。送り出した素晴らしい商品群によって、結果的に花形になったのならいいのですが、とりあえず強力な販路を持っていて何を並べても一定程度は売れてしまう会社で、商品開発に適した感性を持ち合わせない人を担当者にしてしまう場合は困った状況が起こったりします。

 旬なネタ(森友学園問題)で鶏と卵の喩えがありましたが、良い商品を作って売れたのか?強力な販路があるから売れたのか?そこがわからないような構造にしてしまっていると、商品力はなくなっていきます。売れる理由をしっかり把握できないわけですから、当然です。

 食べ物・飲み物なら、味だけでなく、原料、産地、まぁバックストーリーなんて要素も言葉としては使い古されていますが、やはり大事。キャッチコピーや、パッケージ全体から発せられる魅力。ある意味芸術作品と似たところがあります。だから、他者の共感を呼ぶような商品の力を創り出すセンスがなければ、存在感を示し支持を得続ける商品を生み出すことは難しい。

 看板に頼らない、力のある商品を生み出すのは、適性がなければできない。花形部署だから、ひいきの部下を配属しよう、プロに頼むとお金がかかるからPCいじれる社員にデザインやらせてしまおう、という安直な考えでは、会社の底力をあげてくれる商品を生み出し続けることはできない。私見ですが、さまざまな企業をみてきた実体験として、そう思います。